大人のADHDとは
ADHDは発達障害の一つで注意欠陥多動性障害ともいわれます。小児では衝動性や多動性の症状が目立ちますが大人では不注意の症状が目立ちます。
- 症状
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- 忘れ物が多い。
- 約束事を忘れてしまう。
- 仕事や家事で物事を順序だてて行うことが難しい。
- 時間の管理が苦手。
これらの特徴は周囲からの評価を下げてしまう要因となり、「自分はダメな人間だ」と自信を失わせ気分障害の発症につながってしまいます。
自分の努力不足のせいではなく治療により症状が緩和される疾患です。
- 治療
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ADHDは症状に応じて薬物療法をすすめます。また、自分の特性をうまく活かすためにカウンセリングを導入することもあります。
うつ病や適応障害など他の疾患と診断されていてもADHDを合併していることも多くあります。
なかなか改善がみとめられないような時は御相談ください。スクリーニング検査を当院で施行することができます。