チックとは
チックは大きく運動性と音声性の2つに分けられます。どちらも突然起こり、何回も繰り返しおきます。止めようとしても不快感や不安が起こってしまいます。
男児に多く心因性のケースが多いといわれています。
- 症状
-
- 咳払い
- 吠えるよう音やすするような音
- 鼻をくんくんさせる
- まばたきを繰り返す
- 自分のことを何度も叩いてしまう
- しかめ顔をしてしまう
- 場面にそぐわない汚い言葉を繰り返し発言してしまう
- 他の人の言った言葉の単語や語尾を繰り返して発言してしまう
これらの症状はチックといわれる病気の可能性があります。また、チックはADHDなどの発達障害が背景に存在することもあります。これらの障害が合併しているケースは症状が慢性化し年単位で治療がかかることがあります。
- 治療
-
当院では心理検査を行い背景にある人格的な特性などを把握します。そのうえで薬物療法・カウンセリングのどちらかまたは両方を提案します。チックは本人のみならず周囲の対応にも注意が必要になってくる疾患です。気になる症状がございましたらご相談ください。